煙神のものづくり

すべてはこの小さな工房から始まりました。

煙神の燻製づくりは1989年、兵庫県美方郡香美町の小さな工房から始まりました。
生活工房香味煙(こうみえん)は初代燻製士の井上利夫が「但馬で誰もやっていないことをしたい。但馬の食文化を変えることで、ユーモアあふれる但馬にしたい」と独学で燻製作りを始めたことがきっかけでした。煙神がある但馬エリアは、ヨーロッパに負けないぐらい燻製作りに適した環境に位置します。この大自然の風味を皆様に届けたいという思いで、日々煙の研究と燻製作りをしています。

但馬をドイツのように燻製屋が点在する地域にしたい

小さな工房からはじまった燻製でしたが、2015年5月31日に兵庫県豊岡市の神鍋高原に燻製体験レストランがオープンしました。
私たちの夢は但馬で「燻製の森」を実現することです。"燻製"の魅力は、例え同じ手法で作ったものだとしても、その土地の自然や空気で全く違う風味や味わいになること。ここ但馬には、美味しい食材が豊富にあって、特色のある豊かな自然がある。但馬中に燻製の店が増え、あちこちの森から燻す煙がもこもことあがり、その土地の恵みに感謝しながら人々が"燻製"を楽しむ。そんな"燻製"文化を実現できたら、もっと楽しくなる!そんな夢を持って日々、燻製を楽しみながら作っています。

自分の燻製がどこまで通じるのか試したい

二代目煙長の井上大作です。わたしの子どもの頃から燻製は身近にあったのですが、興味がなく高校卒業後に地元の旅館で板前の仕事に就きました。そんな中、両親が楽しそうに燻製作りをしているのを見て、少しずつ興味が出始め、燻製作りを手伝いたいと両親に相談し、私の燻製職人への道が始まりました。
実際にやってみると、シンプルな製法だからこその難しさがあり、その難しさにのめり込んでいきました。当時から5年以上が過ぎ、燻製士以外の仕事は考えられません。自分の燻製がどこまで通じるのか試したいし、もっともっと美味しくできるはずという気持ちで日々モノづくりに励んでいます。

商品一覧

商品の賞味期限が短く、値段が高い理由

私たちは食べていただく人の健康を考え、保存料、着色料を使用しないものづくりにこだわっています。
みなさんは、スーパーで並んでいるベーコンがなぜ原料である豚バラ肉より安くなるか不思議に思ったことはないでしょうか?
また、多くの加工食品の原材料表示に「大豆たんぱく」や「卵白」などが使用されていることに疑問を持ったことはないでしょうか?
ハムやベーコンの原料は豚肉ですが、大手メーカーではゼリー状のつなぎを注射器で注入することで20~30%重さをかさ上げし、グラム当たりの単価を安くしています。
私たちはそういったことをせず、保存料や添加物を極力使わない手作りにこだわっているため、一般のスーパーより商品の賞味期限が短く、値段が高くなっています。
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